ティム・バートンです。「チャーリーとチョコレート工場」ではちょっと強く言いすぎたので、今度は絶対誉めてやろうと思って観てきました、「コープス・ブライド」。
また一人だけ先に観てしまうと怒られるので、今回はちゃんと嫁さんと子供といっしょに観たんですが、嫁さん、子供ともに「キャラがかわいいからいいんじゃない」ということです。ガイコツくんとガイコツちゃんがかわいいです。あとガイコツ犬とガイコツじいさんも。みんな楽しそうにガイコツやってました。生きてる人間の方はモノトーンで楽しそうじゃなくて、死んでる方はカラフルで楽しそうです。その辺がティム・バートンらしい偏屈です。ワタシはもっと偏屈になったらどうかな、と思ってるんですが、たぶん今やワタシの方が偏屈なんでしょう。
2005年10月24日
コープス・ブライド
投稿者 いがらしみきお
2005年07月25日
Mr.インクレディブル
この「映画ゾンビ」、なんか気むずかしいことばっかり言ってるようですが、結局、ここは「ぼのぼの」のサイトなんで、やっぱりアニメも取り上げないといかんですね。
「Mr.インクレディブル」です。DVDです。映画館でも観てるんですけど、家で家族といっしょに観ても楽しいものです。妻も娘も大いに楽しんでました。ちょっと長いということも含めて、ほぼ完璧なアニメじゃないでしょうか。こういうアニメを作りたいもんですね。「こういうアニメを」と一言で言えるほど簡単なものではないんですが。
オカネがあれば作れるかというと、それだけでは作れないでしょうね。ちゃんと動かせる優秀なアニメーターがいれば作れるかというと、それでもどうでしょうか。すごい才能の監督がいれば作れるかというと、それでも無理かもしれないですね。誰にも負けない情熱があれば作れるかというと、それでもやっぱり作れないかもしれない。結局、今言った条件以外に運が必要ですね。「Mr.インクレディブル」は、なにか強力な運があったはず。神の祝福と言ってもいいですが。
だから傑作になったんでしょう。イーストウッドもスピルバーグも、これを観て反省してほしいですね。
投稿者 いがらしみきお