ホラー映画が好きなんで、観て来ました。「ザ・リング2」。
今回は本家「リング」の中田監督が、たった一人でハリウッドに渡って、英語しか喋らないで作ったということで、そりゃエライなぁ、と思ってたんですが、結論から言うと、なんだか「ザ・リング2」は、「2」じゃなくて、「ザ・リング」のリメイクみたいでした。もっと単純に言うと、「リング」のリメイクに近いですね。決して「2」じゃない。
アメリカ人が監督の「ザ・リング」は、船の上で馬が暴れるシーンがよかったと思うんですが、中田監督のインタビューを読むと、なんか「2」は、それに味をしめたのか、動物をやたら出す脚本になってたそうですね。それを監督が「鹿だけにさせた」と。ワタシはもっと動物出した方がよかったと思います。出てくる動物の数だけでも多くしておけば、ちゃんと「2」になったのに。あははは。
同じくハリウッドが、本家の清水監督に作らせた「THE JUON」、あちらは完全に「呪怨」のリメイクと名打ってましたが、呪怨さんと呪怨くん(ワタシはこう呼んでます。上から来るのが呪怨さんで、下から来るのが呪怨くんです)の数を増やせば、あーら、不思議、あっと言う間に「2」になるのでした。あははは。「エイリアン2」じゃないんだから。
まぁ、中田監督、単身ハリウッドに行って、いろいろあったでしょうね。映画作りは監督やスタッフの長い旅のようなもので、出来た映画はおみやげみたいなもんですが、旅の方がおみやげの何倍もおもしろいのは当然です。中田監督も出演者とか、誰かスタッフの女の子に惚れたりしたのかなぁ。
投稿者: いがらしみきお | カテゴリー: ホラー