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2005年07月26日

アナコンダ2

「アナコンダ2」です。映画館に行こうかと思ってたら、結局、仙台には来ませんでした。だからDVDです。
「アナコンダ」の「1」の方は、ジェニファー・ロペスの出世作として有名ですが、CGバレバレということを恥じることもなく、撮りたい絵をゴリゴリ撮ったというところに、スガスガしいものを感じた作品でした。あと、アナコンダにペッと吐き出されて、半分溶けかかりながらもウインクして死んでいくチャーミーなジョン・ボイドにシビれたもんです。
今回は、ジェニ・ロペもボイドもいない。さぁ、どうするかと思ったんですが、スターがいない代わりに、モンスター物の定石を外すことなく、律儀に丁寧に作っています。それはそれで好感持てるんですが、ちょっと律儀にやりすぎる。そんなのやってもしかたないのに、と思うところさえあります。とにかくマジメです。
さぁ、ラストのクライマックス、これはあとひと押しくるだろうと思って、気分的には、後ろを向いて目をつむって最後のひと押しを待ってる、という状態でいたんですが…ん?あれ?いつまでたっても押してこない。おかしいな、と思って振り向いてみたら、もう帰ってしまってました、という映画でしょうか。なんか、今夜は泊まってもいいのに、と思ってる彼女を前にして、結局、家まで送り届けてしまうマジメな男みたいです。「1」の方は、スキあれば押し倒そうとするモノオジしないヤツだったんですが。

投稿者: いがらしみきお | カテゴリー: アクション