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2005年08月22日

ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうなわたしの12ヶ月

困ったな。なにも観たいものがないんで。
しかも、映画というか、フィクションに対して、最近ちょっと食傷気味です。フィクションというのはとにかく閉じた世界というか、いわば瓶の中に作った帆船模型のようなものなので、食欲のないところに「映画」とか出されると、ちょっとうんざりします。夏バテじゃなくて、映画バテでしょうか。夕方のニュース番組の方がまだ食欲そそられるので、最近はもっぱらそれを録画しといて、自民党のオヤジたちのキャラを楽しんでます。
んじゃ、コメディでも、と思って、「ブリジット・ジョーンズの日記」を借りて来たんですが、前作にはあった「英国風味」が随分と薄れてて、こうなるとハリウッドのおバカコメディとあまり変わらない。レニー・ゼルウィガーが、またわざわざ太ったりしてまで出る価値があったのかどうか、それをまたワタシがわざわざビデオ屋まで借りに行って、わざわざ家まで帰ってきて、わざわざDVDデッキにディスクを入れて、いつもうんざりする例のメニュー画面とやらを我慢してまで観る価値があったのかどうか、それぞれの疑問が頭の中をグルグルと駆けめぐり、混乱と悔恨の中でワタシは熟睡してしまうのでした。
ワタシ、レニー好きです。はじめて見たのが、トム・クルの「ザ・エージェント」だと思ってたんですが、実は「悪魔のいけにえ3/レジェンド・オブ・レザーフェイス」とか、「エンパイア・レコード」とか、その前にもいろいろ観てました。どこがいいのかと言うと、いわゆるハリウッド女優として、キュート系でもないし、セクシー系でもないし、名優系でもないところでしょうか。サンドラ・ブロックにカブってますね。角度によっては十人並み、というところなんかサンドラと同じだし。あははは。
さてさて、ワタシの映画バテ、いつまでつづくのでしょうか。

投稿者: いがらしみきお | カテゴリー: コメディー