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2005年09月17日

コーヒー&シガレッツ

ジャームッシュです。ジャームッシュが好きか嫌いかと言われれば、好きなものと嫌いなものとにはっきり別れてしまうんですが。あと「ジャームッシュが好き」とか言うと、いい年したオヤジがなんだかナメられそうな気がして。あははは。
で、「コーヒー&シガレッツ」、その前に観た「10ミニッツ・オールダー」の中の1本、「女優のブレイクタイム」というのが、とてもよかったので、映画館で観ようと思ってたんですが、間に合いませんでした。それでDVDで観たわけですが、とにかくコーヒーとタバコを前にしてダベってるだけというか、グダグダというか、役者が自分自身を演じたりしてるだけなので、出てくる役者はみんな楽しそうです。漫画家だと「なに描いてもいいですから2ページで」という注文を受けた時みたいな感じでしょうか。
ジャームッシュ、今回も、ニュース番組でコマーシャルなのになかなかカメラが切り替わらないみたいな撮り方は健在です。小津の影響なのかどうか知りませんが、この人この撮り方が止められないんでしょうね。もしワタシがやったとしても、おもしろくて止められなくなると思います。この「字余り」の撮り方、それだけ危険です。それを更にドップリとやってるのが、ロイ・アンダーソン監督の「散歩する惑星」です。「字余り」が更に長くなってる上に、すべてワンシーン・ワンカットなので、出てくる役者さん、どの辺まで演技をつづければいいのか、どこで素に戻ればいいのかわからなくて、みんなウロたえてるように見えます。すごくかわいい映画です。
というわけで「コーヒー&シガレッツ」、好きな方のジャームッシュ作品になりました。

投稿者: いがらしみきお | カテゴリー: コメディー